日本各地で豪雨や台風の災害被害に遭われている方々が大勢いることは、
私ももちろん知っていました。

そんな時、避難所で私のような腋臭症の人は大変だとか、そんなことばかり考えていたこと、そんな人のためにもワキガに関する情報提供してみようと思ったことを、恥ずかしく思う動画がありました。

https://mainichi.jp/articles/20191017/k00/00m/040/034000c

↑の動画です。

私アポ子は、正直なところ、学生時代にはワキガが嫌で嫌でたまらなくて、
死にたいと考えてしまったこともありました。

「生きてるだけで幸せ」なんてどこかで見聞きすると、
「なに寝言言ってるんだクソが」と思ってた時期もあります。

しかし、その人たちがどういうつもりで「生きてるだけで幸せ」と言ったのかは別として、たしかに今、

「あのときワキガで悩んでいた私は、生きてただけで幸せだったんだな」

と、先ほどの動画に限らず、大人になるとそう思えることが多くなりました。

だからどうか、今、昔の私のように、

体臭にしろワキガにしろ、他の様々なコンプレックスや失敗にしろ、
死んでしまったほうがいいと考えてしまう人々に、
安易には言えないことですが、

「きっと生きてれば幸せな日はやってくる」という風に、
「自分が変わる可能性を感じたほうがお得ですよ!」

とだけお伝えしたいです。

価値観も考え方も、生きてるうちに変わってきます。
私でいえば、あの頃心酔したミュージシャンのことは今も好きだけど、
あの頃のように盲目的に好きなんじゃなくて、
「あー、彼女も私と同じ人間だったんだな」
と見方が変わってるのと同じように。

それにしても、とてもじゃないけど、毎回災害の被害ニュースを見る度に、
自分がそうなったとき、「備えあれば憂いなし」とは言うけど、
「備えってなんだ?最低限の備えは私だってするけど、それしたところで被害に実際に遭ったとき、私は何をどこまでできるんだろう」と考えます。

だから被害に遭われている方々と同じ気持ちにはなれないけど、想像力を働かせて、でも想像力が及ばなくて、とにかく自分じゃ想像できないくらい大変なんだと思って、でもボランティアへ行く勇気も時間もなくて、結局、募金するくらいしかできないと毎回気づきます。

そんな中で、今回の動画は、ショッキングに感じて、でも自分の想像力を超えるリアリティを感じられたから、できるだけ多くの方々に見ていただきたいと思って、ワキガ話ではないけど、投稿させてもらいました。

被災地の一日も早い復興を願うのは当たり前だけど、そんな暇あったら募金したほうがよっぽど皆さんの役に立つはずだから、私もできる範囲で募金を続けていこうと思います。

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